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愛知大会現地便り①Letters from Staff

AI時代に求められる外国語(英語)教育は何か,に応える大会を!

愛知大会事務局長・弘山貞夫

 東海ブロックでは2011年,知多半島にある半田市で全国大会を開催しました。それから八年後の2019年,再び「新英研全国大会」を愛知県で催すことになりました。

●現地・中央・全国の協力が新英研の宝

現地スタッフ
(写真:引き継ぎ会に参加したメンバーです)

 佐世保大会からの引き継ぎ会と第1回実行委員会を,2018年10月13日(土),名古屋学院大学の大宝学舎にて開きました。中央からは大会担当の関口昭男さん,佐世保からは事務局長の山口直美さんを迎え,それぞれ経過や総括の説明を受けました。
 現地での準備を,現役の先生が中心に役割ごと丁寧に進められたことを再確認。また実施後の申し送り事項も一つひとつ,納得しながら聴きました。詳細な資料は,これから私たちが準備していく上で「マニュアル」として活用してゆきたいと思っています。
 中央からの総括も,参加者がどんな感想を持ったか,新英研に何を期待しているか,大会の企画・運営を知る内容でした。現地と中央,そして全国を結ぶネットワーク,協力体制そのものが新英研の「宝」であり「文化財」だと,実感しました。

● Philo (愛)とSophia (知)の大会に!

 後半は愛知大会へ向けての実行委員会に切り替え,以下のような話し合いをしました。

I. 大会構想
「Artificial Intelligence (AI)時代を迎え,Human Intelligenceを育む外国語学習とは何か,を希求しよう!」

  1. (a) 小学校,中学校,高校,大学,生涯教育までを見通した外国語教育の展望を切り拓こう!
  2. (b) 全国に広がる英語教員どうしで「異学校・異世代交流」をはかり,「学び愛」をひろげよう!
  3. (c) 政財界主導の「グローバル人材作り」から,人間形成を基盤にした「地球市民育成」に転換しよう!
  4. (d) エコ(economical, eco-friendly)な-大会に!
  5. (e) 新英研の「文化遺産」「共有財産」を次世代にバトンタッチできる大会にしよう!

Ⅱ. 2日間での開催を企画中
 現地としては,原則として,8月3日(土)~4日(日)の2日間に凝縮した大会を企画しています。従来は2泊3日。初日は午後からスタート,最終日は昼に終了というパタンでした。超多忙を極める教育現場,夏休みもなかなか3日間の自主研修を確保するのが難しくなっています。
 そんな現状を踏まえ,日本のど真ん中という地理的条件を考慮し,初日も午前からスタート,2日目も午後までのプログラムを検討しています。遠隔地からは,ぜひ,午前からの参加が可能なように,前泊をお薦めします。

Ⅲ. 会場候補を絞り申請中
 名古屋市内の大学施設を借用できないか,条件などを含め,交渉中です。どの分科会でもパソコンなどの教育機器を使用し,プレゼンができる環境が必要になっています。また,猛暑対策も欠かせません。そんな条件を満たすべく,こちらの計画をまとめ,窓口を絞って申請をする段階です。

●Let's Spread the spirit of Shin-Eiken!

 実行委員会の体制を作りました。大会成功に向けて,ご支援をお願いします。
 実行委員長:山田清文,副実行委員長:山口良二  
 事務局長:弘山貞夫, 副事務局長:工藤泰三

『新英語教育』1月号より
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